外国語が話せるようになる一番効果的なやり方は?
Kデス。
僕は昔、英語に難儀しておりました。
恐らくみなさまと同じような苦労をしてきました。
「toとfor、同じ『方向』を表すよね?
この違いってなんだろう?」
こんな質問を帰国子女の女子にしては、
「ま、特に違いなんてないから、
出てきたら動詞とかとセットで覚えてくださいよ」
なんて言われていました。
その時、僕は「そんなこと言っても違うじゃん、
なんかあるよね、きっと」と思い、
彼女のアドバイスを素直に聞き入れることが
出来ませんでした。
さて、それから数年後の話ですが、
日本に来て間もないフランス人と仲良くなり、
日本語についてこんな質問を受けました。
「ヘイ、助詞の『〜に』と『〜へ』っつーのを
レッスンで習ったんだけど、
どう違うんだい?」
「うーん、違いはほとんどないよ。
『学校に行く』というのがふつうだけど、
『学校へ行く』もぜんぜんおかしくないし」
「そんなわけないだろ。だって違う助詞じゃん?
『に』と『へ』は違うって
日本語の先生が言ってたんだよ」
「ま、そうかも知れないけどさ、
そんなことごちゃごちゃ考えずに、
どっちでも良いから使って話すことが大事だよ、
だって違いはそれほどないんだから」
「いや、どこか違うはずだ」
そして彼はそれから半年ほど日本にいましたが、
ほとんど日本語は話せるようにはなりませんでした。
日本語が難しかったんでしょうね。
僕は思ったものです。
「ごちゃごちゃ難しく考えて話さなかったら、
そりゃ話せるようにならないよね」
┐(´ー`)┌
ん?
((((;゜Д゜)))
昔のわいのことや!!!
さて、もう1人、同じ頃やってきたフランス人の友だちがいたんですが、
彼は天才でした。アニメを観て、それだけで日本語を勉強して、
もう日本に来た頃には話せるようになっていたんです。
リアル逆のだめや!!!
※『のだめカンタービレ』のヒロイン「のだめ」は、フランスに留学したものの、
フランス語がほぼ話せず。そこでアニメのフランス語吹き替え版を何度も
繰り返し見て、何度も声に出してフランス語表現を覚えることで話せるようになった。
彼は「超面白いんですけど」とか「え、マジっすか?」みたいな
日本語ネイティブの表現を使い、僕を何度も笑わせてくれました。
彼らは2人とも大学院生で、研究をしに日本に留学していたので、
ちょっとしたインテリです。
でも語学へのアプローチは、前者は日本人的な文法主義、
後者は音声主義だったんです。
実はどっちも間違っていませんが、
コミュニケーションが重視されるとしたら
やはり後者の音声の方に比重を置いた方が良いんですね。
でもある程度話せるようになったら、文法を知らないと
ぜんぜん上達できなくなるんです!
(この話は別の機会に! ちなみに僕は完全な文法主義者です♫)
さて今回の件から我々が得るべき教訓は、
- 英語を話すには、まず文法はごちゃごちゃあまり難しく考えない
- 音声でナチュラルな英語表現をしっかり学ぶ
- 基礎英会話ができるようになったら、しっかり文法も学ぶ
の3本です!
次回もまた読んでくださいね〜!
ンガンンッ
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