なるほど! 基礎英会話

3つのポイントであなたも英会話が話せるようになる!

【質問】似たような前置詞の使い分けはどうする?

質問:

前置詞のforもtoも「方向」を表すのなら、

気にせずどっちでも使って良いのですか?

symbole.hatenablog.com

 

回答:英語の自然な繋がりを覚えて使いましょう!

 

forなのかtoなのかは、前後のつながりによります。
これはコロケーションと言います。

 例えば日本語で「食事をする」と言いますが、
「昼食をする」とはあまり言いませんよね?
意味は通じますが。
「昼食にする」は言います。

 

では質問ですが、この違いはなんでしょうか?
日本語が片言の外国人に説明してみてくださいませ。
厳密な違いは当然ありますが、
そこまで気にするよりはコミュニケーションを
取った方が良くないですか?

 

なのでこう言わなくてはなりません。
「ネイティブはそこまで文法を考えてはいないので
使われている自然な表現を大事にする」

 

このように

「自然な言葉のつながり」(コロケーション)

は、英語にもあります。
これがtoとforの違いになってきます。

 

しかし。そうは言ってもやはりある程度は知りたいものです。

 

ウィズダム英語辞典によれば、


toは「方向」「到着点」を表します。
forは「行く方面」を示します。

 

This train is to Kyoto.(この電車は京都に行く)(到着するイメージです)
This train is for Kyoto.(この電車は京都(方面)に行く)

 

でもここまで厳密に覚えるより、
まずは実際に使っている方を覚えて使う、
ということも基礎英会話では大事です。

 

最終的に、ネイティブスピーカーに向かって
ナチュラルな会話をしたりメールを送るときは
その辺りの区別をつけるともっと研ぎ澄まされて
行くと思いますが、それはまた求めるレベルの
話だと思っています。

 

それでは良い英会話ライフを!